“選択するもの”から“設計するもの”へ
近年、パッケージデザインは効率やコスト重視の傾向が強まり、シンプルで汎用的な構造が主流となっています。
その結果、本来パッケージが持つ「構造設計」の価値が見えづらくなり、新たな発想が生まれにくい状況となっています。
本展では、「何も入れない箱=ブラックボックス」をテーマに、用途を決めずに形状そのものをデザインすることで、構造設計の新たな可能性を模索します。
パッケージを「選択するもの」から「設計するもの」へと再定義することで、新しい発想のヒントとなることを願います。

2026年1月17日(土)~2月18日(水)
平日 10:00~17:00
土日 11:00~18:00
※月曜定休(祝日は営業)
そとがわとなかみ ギャラリースペース
無料
デザイン・設計:
なかにわデザインオフィス
製作:MORISAKI
協力:岩㟢紙器
なかにわデザインオフィス
なかにわデザインオフィスは、福岡を拠点に活動するデザイン事務所です。
プロダクトや家具のデザインを中心に、それに関わるグラフィックデザインも手がけてられています。
なかにわさんは、「自分が作りたいものに合わせて工場を探す」のではなく、出会った会社や工場がすでに持っている技術や素材の魅力を生かしながら、一緒にアイデアを膨らませて形にしていくことを大切にされています。
生まれたものがまずは地域の人たちの暮らしの中で、身近に、楽しく、長く愛される存在になってほしい――。そんな思いで、ものづくりをされています。
MORISAKI
株式会社モリサキは、紙箱づくりに欠かせない抜型(トムソン型)の設計・製作を手がける専門メーカーです。
紙箱の構造を形づくる抜き型は、完成形の精度や組み立てやすさ、美しさを左右する、いわば“設計の起点”ともいえる存在です。
岩㟢紙器にとって、長年にわたり紙箱づくりを支えていただいている大切な協業先であり、複雑な構造や試作段階の検証など、構造設計の核心部分をともに考えてきたパートナーでもあります。
一見すると目に見えにくい「抜き型」という工程ですが、そこには構造を読み解き、紙の性質を理解し、形として成立させる高度な設計思想が詰まっています。
